つり具及びフックに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。…
揚貨装置に関する知識 第6問
つり具及びフックに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
- (1)リフティングマグネットは、電磁石を応用したつり具で、鉄、銅、アルミニウムなどあらゆる金属を引きつけることができるので、スクラップなどの荷役に用いられる。
- (2)グラブバケットの種類には、その作動方式により、単索式、複索式及び電動油圧式があり、単索式にあっては荷の自重によりシェルが開閉する。
- (3)スプレッダは、クレーン型式の揚貨装置に取り付けて石炭、鉱石、砂利などのばら貨物の荷役に用いられるつり具である。
- (4)グリッパーは貨物を直接つかんでつり上げることができるつり具で、貨物の荷重そのものにより生ずるつかみ力を利用してつり上げるため、貨物をつかむ部分の形状・寸法は、貨物の種類・形状に応じて有効なものが作られており、木材、箱、ベール梱包貨物など、それぞれの荷姿に合わせたものを使い分ける。
- (5)カーゴフックには、片フックと両フックがあるが、片フックは40t程度以上の大荷重用に使用される。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切です。
グリッパーは、つった荷の重さそのものが、つかむ力になるつり具です。だから、荷姿に合った形と寸法のものを使い分けます。
【ほかの選択肢の誤り】
(1) リフティングマグネットは電磁石なので、鉄など磁石につく
金属しかつれません。銅やアルミニウムはつきません
(2) 単索式のグラブバケットは、バケットの自重でシェルが
開閉します。「荷の自重」ではありません
(3) ばら貨物の荷役に用いるつり具はグラブバケットです。
スプレッダは長尺物やコンテナ用の補助つり具
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(5) 40t程度以上の大荷重用は両フックです。片フックではない
【グリッパー】
重いほど強くつかむ
途中で軽くなる(荷が崩れる、引っかかりが外れる)と、つかむ力も弱まります。荷が抜け落ちることがあるので、荷姿に合ったものを使うことが大事です。
【リフティングマグネット】
電磁石を応用したつり具。形は円形、矩型、馬蹄型など
磁石につくのは鉄、ニッケル、コバルトなど。銅、アルミニウム、ステンレスの多くはつきません。「あらゆる金属を引きつける」という書き方は、その時点で誤りです。
また、停電すると荷が落ちるので、下に人を入れません。
【グラブバケットの作動方式】
単索式 1本のロープ。バケットの自重で開閉
複索式 2本のロープ(支持用と開閉用)
電動油圧式 バケットに組み込んだ油圧ユニットで開閉
単索式は、バケットを荷の上に下ろしてロープをゆるめると、自分の重さで爪が食い込みながら閉じます。
【カーゴフック】
片フック 一般用
両フック 40t程度以上の大荷重用
両方に掛けられるから両フック、重い荷を二点で受けられます。
出典:揚貨装置運転士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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