揚貨装具などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…
揚貨装置に関する知識 第6問
揚貨装具などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)アイ及びアイプレートのうち、プリベンターガイを取り付けるときに用いるアイは、特にイヤクリートと呼ばれ、主にブルワークに設けられている。
- (2)マニラロープは、天然繊維のロープとしては最も多く使用され、日光に対して強く、雨、海水などに対して比較的耐水性がある。
- (3)合成繊維ロープは、天然繊維ロープに比較して軽く強じんであり、衝撃に対しても強く、吸湿性が小さいなどの利点がある。
- (4)シャックルには、ふくらんだ形のバウシャックルとD字形のストレートシャックルがあり、ロープ、チェーンなどの接続に用いられる。
- (5)ブロックのシーブの溝底円弧の接触角は、120°以上とする。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。
プリベンターガイの端末をブルワークで受ける金具は、クリートやアイプレートです。これを「イヤクリート」とは呼びません。
【アイ・アイプレートまわりの部品】
アイプレート プレートに輪(アイ)を設けたもの
リングプレート アイプレートにリングを付けたもの。
ロープの向きが大きく変わるところに使う
クリート ロープを結び留める金具
ホーンクリート 角が二つ出た形。デリックポストの下部
呼び名だけを差し替えるのが、この設問のよくある作り方です。部材の説明そのものは正しく聞こえるので、名前のところに注意を向けます。
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【ほかの選択肢】
(2) マニラロープは、天然繊維のロープとしては最も多く使用され、
日光に強く、雨、海水などに比較的耐水性がある 適切
(3) 合成繊維ロープは、天然繊維ロープに比較して軽く強じんで、
衝撃に強く、吸湿性が小さい 適切
(4) シャックルには、ふくらんだ形のバウシャックルとD字形の
ストレートシャックルがある 適切
(5) ブロックのシーブの溝底円弧の接触角は120°以上とする 適切
【アイプレートの弱点】
横や斜めに引かれると弱い
板に輪を付けただけなので、板の面に沿う向きには強くても、倒す向きの力には弱いのです。向きが大きく変わるところには、リングが自由に回るリングプレートを使います。
【シャックルの二つの形】
ストレートシャックル D字形。まっすぐな胴
バウシャックル ふくらんだ形(弓形)
「バウ」は船首(弓なりの形)。ふくらんでいるぶん、複数のロープを掛けたり、角度のついた荷重を受けたりするのに向きます。
【シーブの接触角が120°以上なわけ】
溝が浅いとロープが乗り上げ、深すぎるとロープが挟まる
ロープを受ける面を広く取り、力が一点に集中しないようにします。
【ロープの材質】
合成繊維 軽い、強い、衝撃に強い、吸湿性が小さい、腐らない
天然繊維 なじみがよい。マニラは日光や水に比較的強い
出典:揚貨装置運転士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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