図のように三つの重りをワイヤロープによりつるした天びん棒が支点Oでつり合っているとき、B点にある重りPの質量は(1)~(…

揚貨装置の運転のために必要な力学に関する知識 第32問

図のように三つの重りをワイヤロープによりつるした天びん棒が支点Oでつり合っているとき、B点にある重りPの質量は(1)~(5)のうちどれか。ただし、天びん棒及びワイヤロープの質量は考えないものとする。

揚貨装置運転士 2025年下半期(2026年4月公表) 第32問の図
正答 (4)
正答は (4)。35kgです。 【図から読み取る長さ】 Aから支点Oまで   35cm 支点OからBまで   20cm Aから右端Cまで   70cm  → 支点OからCまで 70 − 35 = 35cm 【モーメントのつり合い】 支点のまわりで、左回りのモーメント = 右回りのモーメント 左回り(A側)  30kg × 35cm = 1050 右回り(B・C側) P × 20cm + 10kg × 35cm 【式を立てる】 20P + 350 = 1050
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20P = 700 P = 35kg 【モーメントとは】 力 × 支点からの距離 同じ重さでも、支点から遠いほど大きく回そうとします。重さと距離のかけ算で比べます。 【この設問の落とし穴】 Cまでの長さは、Aからの70cmではなく支点からの35cm 天びん棒の設問では、必ず支点からの距離に直してから計算します。図には全長や端からの長さが書かれているので、そのまま使わないよう気をつけます。 【つり合いの確かめ】 左  30 × 35 = 1050 右  35 × 20 + 10 × 35 = 700 + 350 = 1050 両辺が一致するので、正しいことが確かめられます。 【天びん棒の質量を考えない】 設問に「天びん棒及びワイヤロープの質量は考えない」とある もし棒の質量を考えるなら、棒の重心にかかる重さも計算に入れます。 【支点がずれているとき】 左右の腕の長さが違うので、重さも違ってつり合う 腕が長いほうには、軽い重りで足ります。

出典:揚貨装置運転士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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