クレーンの運動とそれに対する安全装置などの組合せとして、適切でないものは(1)~(5)のうちどれか。…
クレーン及びデリックに関する知識 第4問
クレーンの運動とそれに対する安全装置などの組合せとして、適切でないものは(1)~(5)のうちどれか。
- (1)走行 …… 走行車輪直径の2分の1以上の高さの車輪止め
- (2)横行 …… 横行車輪直径の4分の1以上の高さの車輪止め
- (3)起伏 …… 傾斜角指示装置
- (4)巻上げ …… ねじ形リミットスイッチを用いた巻過防止装置
- (5)巻下げ …… 重錘形リミットスイッチを用いた巻過防止装置
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
重錘形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は、つり具が重錘を押し上げてスイッチを切る直働式のもので、対応する運動は巻上げです。巻下げには使えません。
【運動と安全装置の組合せ】
巻上げ 巻過防止装置(ねじ形・重錘形リミットスイッチ)
巻下げ 巻下げ過ぎ防止装置、ねじ形リミットスイッチによる制限
走行 逸走防止装置、斜行防止装置、
走行車輪直径の2分の1以上の高さの車輪止め
横行 横行車輪直径の4分の1以上の高さの車輪止め
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起伏 傾斜角指示装置、ジブ起伏停止装置、過負荷防止装置
【リミットスイッチの二つの型】
ねじ形 ドラムの回転をねじで送り、決まった位置でスイッチを切る。
巻上げにも巻下げにも設定できる
重錘形 つり具が重錘を押し上げるとスイッチが切れる。直働式で、
巻上げにしか使えない
重錘は、つり具が下から押し上げて初めて働きます。下げる側では、つり具が重錘から離れていくだけなので、検出のしようがありません。
【走行と横行で高さが違うわけ】
走行 車輪直径の2分の1以上
横行 車輪直径の4分の1以上
走行はクレーン全体が動き、勢いも大きいので、横行より高い車輪止めが求められます。
【直働式が求められる理由】
ロープが切れるような事態でも、確実に止める
法令でも、直働式の巻過防止装置は間隔0.05m以上、それ以外の型式は0.25m以上と、余裕の取り方が分けられています。
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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