デリックの運転及び玉掛けの業務に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。…
関係法令 第19問
デリックの運転及び玉掛けの業務に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
- (1)玉掛けの業務に係る特別の教育の受講では、つり上げ荷重2tの二又デリックで行う0.9tの荷の玉掛けの業務に就くことができない。
- (2)デリックの運転の業務に係る特別の教育の受講で、つり上げ荷重6tのスチフレッグデリックの運転の業務に就くことができる。
- (3)限定なしのクレーン・デリック運転士免許では、つり上げ荷重50tの鳥居形デリックの運転の業務に就くことができない。
- (4)クレーンに限定したクレーン・デリック運転士免許で、つり上げ荷重7tのガイデリックの運転の業務に就くことができる。
- (5)玉掛け技能講習の修了では、つり上げ荷重8tのジンポールデリックで行う3tの荷の玉掛けの業務に就くことができない。
正答 (1)
正答は (1)。これが正しい記述です。
玉掛けの業務で特別の教育により就けるのは、つり上げ荷重1t未満のクレーン等に限られます。つり上げ荷重2tの二又デリックは1t以上ですから、荷が0.9tであっても玉掛け技能講習が必要です。
基準になるのは、荷の質量ではなく機械のつり上げ荷重です。ここが最も問われる点になります。
【玉掛けの業務】
つり上げ荷重1t以上のクレーン等 玉掛け技能講習を修了した者
つり上げ荷重1t未満のクレーン等 特別の教育を修了した者でもよい
【デリックの運転の業務】
解説の続きをみる続きを閉じる
つり上げ荷重5t以上 クレーン・デリック運転士免許(限定なし)
つり上げ荷重5t未満 特別の教育を修了した者でもよい
クレーン限定の免許では、つり上げ荷重にかかわらずデリックの運転はできません。
【当てはめる】
(1) 特別の教育で、2tのデリックの0.9tの玉掛け → 就けない 正しい
(2) 特別の教育で6tのスチフレッグデリック → 5t以上。就けない 誤り
(3) 限定なし免許で50tの鳥居形デリック → 就ける 誤り
(4) クレーン限定免許で7tのガイデリック → 就けない 誤り
(5) 技能講習で、8tのデリックの3tの玉掛け → 就ける 誤り
【二つの数字を混ぜない】
玉掛け 1tで、技能講習か特別の教育かが分かれる
運転 5tで、免許か特別の教育かが分かれる
どちらも、機械のつり上げ荷重で決まります。荷の質量は関係ありません。
【限定なし免許に上限がないわけ】
免許はつり上げ荷重の大小で区分されていない
50tでも100tでも、限定なしの免許で運転できます。
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「関係法令」のほかの問題
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第19問デリックに係る許可、設置、検査及び検査証に関する記述として、法令上、誤っているものは次の
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第17問クレーン・デリック運転士免許及び免許証に関するAからEまでの記述について、法令上、正しい
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第15問クレーンの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第13問次のうち、法令上、クレーンの玉掛用具として使用禁止とされていないものはどれか。
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第11問建設物の内部に設置する走行クレーン(以下、本問において「クレーン」という。)に関する記述
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第19問次の文章はデリックの巻過ぎの防止に係る法令条文であるが、この文中の[ ]内に入れるA及
スポンサーリンク

