次の文章はデリックの巻過ぎの防止に係る法令条文であるが、この文中の[ ]内に入れるA及びBの数字の組合せが、当該法令条…
関係法令 第19問
次の文章はデリックの巻過ぎの防止に係る法令条文であるが、この文中の[ ]内に入れるA及びBの数字の組合せが、当該法令条文の内容と一致するものは(1)~(5)のうちどれか。「事業者は、デリックの巻過防止装置については、フック、グラブバケット等のつり具の上面又は当該つり具の巻上げ用シーブの上面と、ブームの先端のシーブその他当該上面が接触するおそれのある物(ブームを除く。)の下面との間隔が[A]m以上(直働式の巻過防止装置にあっては[B]m以上)となるように調整しておかなければならない。」
- (1)A: 0.05 B: 0.15
- (2)A: 0.05 B: 0.25
- (3)A: 0.15 B: 0.05
- (4)A: 0.15 B: 0.25
- (5)A: 0.25 B: 0.05
正答 (5)
正答は (5)。A=0.25、B=0.05 です。
条文はこうなります。
「デリックの巻過防止装置については、フック、グラブバケット等のつり具の上面または当該つり具の巻上げ用シーブの上面と、ブームの先端のシーブその他当該上面が接触するおそれのある物(ブームを除く)の下面との間隔が0.25m以上(直働式の巻過防止装置にあっては0.05m以上)となるように調整しておかなければならない。」
【二つの数字の使い分け】
直働式 0.05m以上
直働式以外 0.25m以上
【直働式だけ余裕が小さくてよいわけ】
解説の続きをみる続きを閉じる
つり具が直接スイッチを押すので、応答が速い
間接の型式は、ドラムの回転を数えて位置を割り出すため、遅れが出ます。そのぶん余裕を大きく取ります。
【かっこ書きの読み方】
本文が原則、かっこ書きが例外
この条文では、0.25mが原則で、直働式だけが0.05mに緩められています。選択肢は、この二つを入れ替えたものが並びます。どちらが「以上」の厳しい側かを考えれば、原則が大きい0.25mだと分かります。
【「ブームを除く」とあるわけ】
ブーム自体は、つり具と接触する前提で動く部材ではない
接触するおそれのある物から、ブームだけは外されています。
【間隔を保つ意味】
巻き上げすぎてつり具がシーブに当たると、ロープが切れる
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「関係法令」のほかの問題
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第19問デリックに係る許可、設置、検査及び検査証に関する記述として、法令上、誤っているものは次の
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第17問クレーン・デリック運転士免許及び免許証に関するAからEまでの記述について、法令上、正しい
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第15問クレーンの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第13問次のうち、法令上、クレーンの玉掛用具として使用禁止とされていないものはどれか。
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第11問建設物の内部に設置する走行クレーン(以下、本問において「クレーン」という。)に関する記述
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第19問デリックの運転及び玉掛けの業務に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
スポンサーリンク

