クレーンのブレーキに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…
クレーン及びデリックに関する知識 第2問
クレーンのブレーキに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)バンドブレーキには、バンドを締め付けたときにバンドが平均して締まるように、バンドの外周にすき間を調整する摩擦パッドが配置されている。
- (2)電動油圧押上機ブレーキは、ばねにより制動を行い、押上機の油圧の押上げ力によりブレーキの制動を開放する。
- (3)足踏み油圧式ディスクブレーキは、運転室で操作する天井クレーンの走行用やジブクレーンの旋回用に用いられる。
- (4)ディスクブレーキは、ディスクをブレーキ片(パッド)で両側からはさみ付けて制動する構造のものである。
- (5)つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の150%以上に調整する。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切でありません。
バンドの外周に配置されているのは、摩擦パッドではなくすき間を調整するボルトです。
バンドブレーキは、ブレーキドラムの外側に鋼帯(バンド)を巻き付け、締め付けて制動します。バンドの内側にはライニングが張ってあり、これが摩擦材です。外周に並ぶボルトは、緩めたときにバンドがドラムから均等に離れるよう、すき間を整えるためのものです。
摩擦パッドは、ディスクブレーキでディスクを挟む部品の呼び名です。
【クレーンのブレーキ】
バンドブレーキ ドラムの外側にバンドを巻き付けて締め付ける。
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外周にすき間調整用のボルトを配置する
電動油圧押上機ブレーキ ばねにより制動を行い、押上機の油圧の押上げ力に
よりブレーキを開放する
足踏み油圧式ディスクブレーキ 運転室で操作する天井クレーンの走行用や
ジブクレーンの旋回用に用いられる
ディスクブレーキ ディスクをブレーキ片(パッド)で両側からはさみ付ける
【ばねで制動、油圧で開放するわけ】
停電したときに、ばねの力で自動的に効く
油圧で締める構造にすると、電気が切れた瞬間にブレーキが利かなくなり、荷が落ちます。効かせるほうをばねに任せるのは、そのためです。
【制動トルクの値】
つり上げ装置のブレーキは、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合のトルクの値の150%以上に調整する
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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