ジブクレーンのジブが作業半径17mで2分間に1回転する速度で旋回を続けているとき、このジブの先端の速度の値に最も近いもの…
クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 第35問
ジブクレーンのジブが作業半径17mで2分間に1回転する速度で旋回を続けているとき、このジブの先端の速度の値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
- (1)0.3m/s
- (2)0.4m/s
- (3)0.9m/s
- (4)1.2m/s
- (5)1.8m/s
正答 (3)
正答は (3)。約0.9m/sです。
ジブの先端は、作業半径を半径とする円を描いて動きます。その円周を、一周にかかる時間で割れば、先端の速さが出ます。
【円周】
円周 = 2 × π × 半径
= 2 × 3.14 × 17 = 106.8m
【一周にかかる時間】
2分 = 120秒
【先端の速度】
106.8 ÷ 120 = 0.89m/s
いちばん近いのは (3) の0.9m/sです。
【単位をそろえる】
「2分間に1回転」を、秒に直してから割る
分のまま割ると 106.8 ÷ 2 = 53.4m/分 となり、選択肢のm/s と合いません。60を掛けるか割るかを、最後に必ず確かめます。
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【半径が大きいほど先端は速い】
同じ回転数でも、外側ほど長い距離を動く
作業半径17mで0.9m/s なら、半径8.5mでは0.45m/s。ジブを伸ばすほど、先端とつり荷の動きは速くなります。
【旋回を慎重に行うわけ】
先端が速いほど、荷が大きく振れる
旋回はゆっくり始め、ゆっくり止めます。急に止めると、荷は慣性で振れ続け、作業半径が一時的に大きくなります。
【円周率】
π = 3.14 として計算する
出典:クレーン・デリック運転士〔クレーン限定〕 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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