次の図はクレーンなどで最も多く用いられるフィラー形のワイヤロープの構造を示したものであるが、AからDまでに示す部分の名称…
クレーンに関する知識 第3問
次の図はクレーンなどで最も多く用いられるフィラー形のワイヤロープの構造を示したものであるが、AからDまでに示す部分の名称の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
- (1)A: 素線 B: ストランド C: 心綱 D: フィラー線
- (2)A: 素線 B: ストランド C: フィラー線 D: 心綱
- (3)A: ストランド B: 素線 C: フィラー線 D: 心綱
- (4)A: 心綱 B: 素線 C: ストランド D: フィラー線
- (5)A: 心綱 B: フィラー線 C: ストランド D: 素線
正答 (4)
正答は (4)。A=心綱、B=素線、C=ストランド、D=フィラー線です。
図では、ロープをほどいて中身を見せています。
A ロープの中心にある、より合わせた芯 → 心綱
B ストランドをほぐして出てきた細い線 → 素線
C 素線をより合わせた束(断面図が付く) → ストランド
D 断面図の中で、太い素線のすき間を埋めている細い線 → フィラー線
【ワイヤロープの構造】
素線 ロープを構成するいちばん細い鋼線
ストランド 素線をより合わせた束。子なわともいう
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心綱 ストランドをより合わせる中心に入れる芯。
繊維心(麻など)と鋼心がある
フィラー線 太い素線のすき間を埋める、細い素線
【フィラー形とは】
太い素線の間にできるすき間へ、細い線を詰めた形
すき間が埋まるので、素線どうしが線ではなく面で接します。そのぶん局部的な当たりが減り、疲労に強くなります。クレーンで最も多く用いられるのは、この扱いやすさによるものです。
【心綱の役目】
ストランドの形を保ち、グリースをしみ込ませて内部に油を送る
繊維心は油をよく保ちますが、高温や大きな横圧には弱い。そういう用途では鋼心を使います。
【組み方を表す数字】
6×Fi(29)、6×24 など
前が「ストランドの数」、後ろが「1ストランドあたりの素線の数」で、Fi はフィラー形を表します。
出典:クレーン・デリック運転士〔クレーン限定〕 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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