分散型電源の配電系統連系に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。…
電力 第7問
分散型電源の配電系統連系に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
- (1)大規模太陽光発電等の分散型電源が連系した場合,配電用変電所に設置されている変圧器に逆向きの潮流が増加し,配電線の電圧が上昇する場合がある。
- (2)太陽光発電や燃料電池発電等の電源は,電力変換装置を用いて電力系統に連系されるため,高調波電流の流出を抑制するフィルタ等の設置が必要になることがある。
- (3)分散型電源からの逆潮流による系統電圧の上昇を抑制するために,受電点の力率は系統側から見て進み力率とする。
- (4)比較的大容量の分散型電源を連系する場合は,専用線による連系や負荷分割等配電系統側の増強が必要になることがある。
- (5)分散型電源からの逆潮流等により他の低圧需要家の電圧が適正値を維持できない場合は,ステップ式自動電圧調整器(SVR)を設置する等の対策が必要になることがある。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
分散型電源から系統へ電力が流れる(逆潮流)と、配電線の電圧が上がりやすくなります。これを抑えるには、分散型電源側で無効電力を吸収させ、受電点の力率が系統側から見て進み力率にならないようにします。系統連系の技術要件のガイドラインでも、受電点の力率は原則として85%以上とし、系統側から見て進み力率とならないこととされています。「進み力率とする」は逆で、誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 大規模な太陽光発電が連系すると、配電用変電所の変圧器に
逆向きの潮流が増え、配電線の電圧が上がることがあります。 正しい
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(2) 太陽光発電や燃料電池はインバータ(電力変換装置)で連系するため、
高調波電流を抑えるフィルタが必要になることがあります。 正しい
(4) 容量が大きい場合は、専用線での連系や、
配電線の負荷の分割などの増強が必要になることがあります。 正しい
(5) 他の需要家の電圧を適正に保てない場合は、
自動電圧調整器(SVR)の設置などの対策をとります。 正しい
出典:令和7年度上期第三種電気主任技術者 電力科目 問7(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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