運材索道の組立てに関するA~Dの記述で、適切でないもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれか。…
林業架線作業に関する知識 第17問
運材索道の組立てに関するA~Dの記述で、適切でないもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれか。A えい索緊張用みぞ車は、その直径とえい索の間隔が異なる場合もあるので、幅出しブロックでえい索の間隔を調整した上で取り付ける。B 木製支柱の脚部を入れる穴の深さは、支える索の方向、強さなどによって決まり、土質が軟らかい場所では、より深く埋めることが必要になる。C 支柱の位置における主索の屈折角が大きいときには、2連以上の門型支柱を架線方向に並置・結合して支点数を多くし、屈折角を30°以上とする。D 木製支柱を建てるときは、急峻な所や狭い所では、地上で組み立てたものを引き起こして設置する。
- (1)A,B
- (2)A,C,D
- (3)A,D
- (4)B,C,D
- (5)C,D
正答 (4)
正答は (4)。B,C,D が適切でありません。
【適切でないもの】
B 木製支柱の脚部を入れる穴の深さは約50cm。土質が軟らかい
場所では、より深く埋めるのではなく、丸太柱の下に石や二つ割りの原木を入れて沈下を防ぎます
C 屈折角は10°以下に抑えます。「30°以上とする」では
逆です
D 地上で組み立てて引き起こすのは、地形が緩く広い所です。
急峻な所や狭い所では、側柱、真柱、側柱と順次組み立てます
【適切なもの】
A えい索緊張用みぞ車は、その直径とえい索の間隔が異なる場合も
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あるので、幅出しブロックでえい索の間隔を調整した上で取り付ける
【屈折角は10°以下】
支柱でもサイドケーブルでも、10°以下に抑える
折れ曲がりが大きいと、そこに力が集中し、索が傷みます。門型支柱を2連以上並べるのは、支点の数を増やして一か所あたりの折れを小さくするためです。それなのに「屈折角を30°以上とする」では、何のために支点を増やすのか分かりません。文の中で目的と結果が食い違っています。
【穴の深さ】
約50cm、丸太柱が余裕をもって入る大きさ
土質が軟らかいときは、下に石や二つ割りの原木を敷いて沈下を防ぎます。穴は組立て後も埋めないでおきます。
【木製支柱の建て方】
地形が緩く広い所 地上で組み立てて引き起こす
急峻な所や狭い所 側柱、真柱、側柱と順次組み立てる
引き起こすには、柱を寝かせておく広い場所と、引く距離が要ります。狭いところでは立てたまま組むしかありません。この二つを入れ替えた選択肢が繰り返し出ます。
【幅出しブロック】
えい索の間隔を、みぞ車の間隔に合わせて広げる滑車
無理に引き込むと索が擦れます。
出典:林業架線作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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