機械集材装置の集材機に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
機械集材装置及び運材索道に関する知識 第1問
機械集材装置の集材機に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)エンジンクラッチは、エンジンの動力を変速装置に伝達したり遮断する装置であり、多板型クラッチ、自動遠心クラッチなどがある。
- (2)変速装置は、ドラムの巻取り速度を高速から低速まで変化させる装置であり、変速機には選択摺動式変速機などがある。
- (3)主軸が軸受けに固定されている型式のドラムクラッチは、終段歯車とドラムが主軸に対して自由に回転できるようになっている。
- (4)ディスクブレーキは、ブレーキシューを内側から油圧で押しつけて制動するドラム制動装置である。
- (5)バンドブレーキは、ドラムのフランジに取り付けられたブレーキドラムの外側を制動帯で締め付けて制動するドラム制動装置である。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
ブレーキシューを内側から押しつけて制動するのは、内部拡張式のブレーキ(シューブレーキ)です。ディスクブレーキは、円板(ディスク)を両側からパッドで挟んで制動します。
【集材機の制動装置】
バンドブレーキ ブレーキドラムの外側を制動帯で締め付ける
シューブレーキ ブレーキシューを内側から押し広げる
ディスクブレーキ 円板を両側から挟む
締め付ける・押し広げる・挟む。三つとも力のかけ方が違います。この設問は、シューブレーキの説明にディスクブレーキという名前を付けてあります。
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【ほかの選択肢】
(1) エンジンクラッチは、エンジンの動力を変速装置に伝達したり
遮断する装置で、多板型クラッチ、自動遠心クラッチなどがある
適切
(2) 変速装置は、ドラムの巻取り速度を高速から低速まで変化させる
装置で、選択摺動式変速機などがある 適切
(3) 主軸が軸受けに固定されている型式のドラムクラッチは、終段
歯車とドラムが主軸に対して自由に回転できる 適切
(5) バンドブレーキは、ドラムのフランジに取り付けられたブレーキ
ドラムの外側を制動帯で締め付けて制動する 適切
(5)にバンドブレーキの正しい説明があるので、そこと見比べる
と、(4)の言っていることがどのブレーキのものか分かります。
【エンジンクラッチの型式】
単板型 / 多板型 / 自動遠心クラッチ
【集材機の動力】
ガソリンエンジン / ディーゼルエンジン
電動機ではありません。林内には電源がないからです。
【エンジンの回転数とトルク】
回転数が高いほどトルクが大きくなる、というものではない
エンジンには、力がいちばん出る回転数の範囲があります。回しすぎても、落としすぎても効率は落ちます。
【ドラム】
ワイヤロープを巻き取る装置。鋼製円筒の両端にフランジ
【ドラムクラッチ】
ドラムを主軸につないだり切り離したりする装置
回転方向を正転・逆転に切り替える装置ではありません。
出典:林業架線作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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