放射線に関連した量とその単位の組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。…
ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識 第1問
放射線に関連した量とその単位の組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
- (1)吸収線量 …… Gy
- (2)電流 …… A
- (3)エネルギー …… J
- (4)LET …… eV
- (5)粒子フルエンス …… m⁻²
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
線エネルギー付与(LET)の単位は、エネルギーを長さで割った形です。ふつうはキロ電子ボルト毎マイクロメートルが使われます。電子ボルトだけでは、エネルギーの単位にすぎません。
【線エネルギー付与(LET)】
荷電粒子の飛跡に沿って、単位長さ当たりに物質に与えられる
エネルギー
「単位長さ当たり」とあるので、長さで割った単位でなければなりません。
【ほかの選択肢】
(1) 吸収線量 グレイ 正しい
(2) 電流 アンペア 正しい
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(3) エネルギー ジュール 正しい
(5) 粒子フルエンス 毎平方メートル 正しい
【単位から中身が分かる】
「毎○○」とあれば、○○で割っている
LET エネルギー ÷ 長さ
吸収線量 エネルギー ÷ 質量(グレイ)
フルエンス 個数 ÷ 面積(毎平方メートル)
定義の文を読めば、何で割るかが分かります。単位の組合せを覚えるより、定義から導くほうが確かです。
【電子ボルトとジュール】
どちらもエネルギーの単位
1電子ボルト = 約1.6 × 10のマイナス19乗 ジュール
電子ボルトは、放射線のように小さなエネルギーを扱うのに便利な単位です。(3)のジュールは正しい組合せです。
【粒子フルエンス】
単位面積を通過した粒子の数
個数には単位がないので、面積の逆数だけが残ります。
【LETの大小】
低LET ガンマ線、エックス線、ベータ線
高LET アルファ線、中性子線
まばらに電離するのが低LET、密に電離するのが高LETです。
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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