線源送出し方式の透過写真撮影用ガンマ線照射装置の取扱いに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
ガンマ線照射装置に関する知識 第28問
線源送出し方式の透過写真撮影用ガンマ線照射装置の取扱いに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)照射装置を設置するときは、線源容器を被写体の近くの平らな場所に水平に置き、照射管を取り付けた伝送管を線源容器の前部の所定の位置に取り付ける。
- (2)伝送管や操作管を設置するときは、できるだけ真っすぐに伸ばした状態で設置し、曲げるときはできるだけ大きな輪を描くようにする。
- (3)操作管を線源容器に取り付けるときは、線源容器後部の線源ホルダーの接続金具にレリーズワイヤを確実に接続してから、操作管を取り付ける。
- (4)線源を線源容器に格納したら、線源脱落防止装置を作動させて線源ホルダーを固定した後、線源容器から伝送管と操作管を取り外す。
- (5)撮影が終了したときは、速やかに線源を線源容器に格納してから、撮影済みのフィルムを被写体から取り出す。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
線源脱落防止装置は、線源ホルダーを線源容器に格納すると同時に自動で働くものです。「作動させて線源ホルダーを固定した後」という、人が別に操作する手順ではありません。
【線源脱落防止装置】
線源ホルダーが線源容器に入ると、そのまま固定される
移動中に線源が出てしまわないようにするためのものです。
【ほかの選択肢】
(1) 照射装置を設置するときは、線源容器を被写体の近くの平らな
場所に水平に置き、照射管を取り付けた伝送管を線源容器の
前部の所定の位置に取り付ける 正しい
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(2) 伝送管や操作管は、できるだけ真っすぐに伸ばした状態で設置し、
曲げるときはできるだけ大きな輪を描くようにする 正しい
(3) 操作管を線源容器に取り付けるときは、線源容器後部の線源
ホルダーの接続金具にレリーズワイヤを確実に接続してから、
操作管を取り付ける 正しい
(5) 撮影が終了したときは、速やかに線源を線源容器に格納して
から、撮影済みのフィルムを被写体から取り出す 正しい
【前部と後部】
線源容器の前部 伝送管(線源を送り出す側)
線源容器の後部 操作管(操作器につながる側)
線源は後ろから押されて、前へ出ていくという向きです。
【線源を先に格納するわけ】
フィルムを取り出すには、被写体に近づかねばならない
線源が出たまま近づけば被ばくします。順序を逆にした選択肢が別の回に出ますが、危険な手順です。
【管を曲げるときに大きな輪を描くわけ】
急な曲がりでは、線源ホルダーが引っかかる
送り出せなくなったり、戻せなくなったりします。線源が出たまま戻らないのが、この作業でいちばん恐ろしい事態です。
【作業の締めくくり】
線源容器表面の漏れ線量率を測ってから、輸送容器に収納する
目で見えないので、測定器で確かめます。
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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