最初500 GBqであった放射性核種(半減期128日)が、壊変して25 MBqとなる年数として最も近いものは(1)~(5…
ガンマ線照射装置に関する知識 第30問
最初500 GBqであった放射性核種(半減期128日)が、壊変して25 MBqとなる年数として最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。ただし、logₑ2=0.69、logₑ5=1.61とする。
- (1)2年後
- (2)3年後
- (3)4年後
- (4)5年後
- (5)6年後
正答 (4)
正答は (4)。約5年後です。
【何分の1になるか】
500GBq → 25MBq = 0.025GBq
500 ÷ 0.025 = 20000分の1
【何半減期分か】
2のn乗 = 20000
20000 = 2 × 10の4乗
20000の自然対数 = 0.69 + 4 × 2.30 = 9.89
(10の自然対数 = 0.69 + 1.61 = 2.30)
n = 9.89 ÷ 0.69 = 約14.3半減期
【日数に直す】
14.3 × 128日 = 約1834日
解説の続きをみる続きを閉じる
1834 ÷ 365 = 約5.0年
【単位に注意】
500GBq → 25MBq
1GBq = 1000MBq
GとMの違いで1000倍あります。ここを見落とすと、桁がまるで変わります。
【自然対数の使い方】
2の自然対数 = 0.69
5の自然対数 = 1.61
10の自然対数 = 0.69 + 1.61 = 2.30
問題文で与えられるのは2と5だけですが、掛け合わせれば10が作れます。2 × 5 = 10 だからです。
【見当をつける】
10半減期で 約1000分の1(2の10乗=1024)
14半減期で 約16000分の1(2の14乗=16384)
20000分の1なら、14半減期より少し多い。128日の14倍は1792日で、約4.9年。選択肢では5年です。
【解く順序】
① 単位をそろえて、何分の1かを出す
② 2の何乗かを、対数で求める
③ 半減期を掛けて日数に直す
④ 365で割って年にする
単位の換算と、対数の組み立てが要点です。
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「ガンマ線照射装置に関する知識」のほかの問題
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第30問あるエネルギーのガンマ線に対する鉛の質量減弱係数が0.4 cm²/gであるとき、このガン
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第28問線源送出し方式の透過写真撮影用ガンマ線照射装置の取扱いに関する次の記述のうち、誤っている
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第26問線源送出し方式の透過写真撮影用ガンマ線照射装置の構造に関する次の記述のうち、正しいものは
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第24問単一エネルギーの細いガンマ線束が物体を透過するときの減弱に関する次の記述のうち、正しいも
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第22問透過写真撮影用ガンマ線照射装置の線源に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第30問単一エネルギーの細い線束のガンマ線に対する鋼板の半価層の厚さをhとし、1/10価層の厚さ
スポンサーリンク

