腫瘍の致死線量を下げる方法はどれか。…
午後 第35問
腫瘍の致死線量を下げる方法はどれか。
- (1)過分割での照射
- (2)抗がん剤の併用
- (3)低線量率での照射
- (4)放射線防護剤の併用
- (5)強度変調放射線治療での照射
正答 (2)
正答は (2)。抗がん剤の併用です。
一部の抗がん剤(シスプラチンなど)には、放射線の効果を強める作用(増感作用)があります。放射線と同時に使うと、同じ線量でも腫瘍を殺す効果が大きくなり、腫瘍を制御するのに必要な線量(致死線量)が下がります。
【ほかの選択肢】
(1) 過分割照射 1回線量を小さくして回数を増やす方法で、晩期反応を抑えるのが目的。必要な総線量はむしろ増える 誤り
(3) 低線量率照射 照射中に亜致死損傷が回復するので、同じ効果に必要な線量は増える 誤り
(4) 放射線防護剤 正常組織を守る目的で使う。腫瘍の致死線量を下げる方法ではない 誤り
(5) 強度変調放射線治療 線量の分布を腫瘍に合わせる技術で、腫瘍の致死線量は変わらない 誤り
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問35(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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