内部被ばくの線量評価で正しいのはどれか。…
午前 第100問
内部被ばくの線量評価で正しいのはどれか。
- (1)空気中放射性物質濃度測定法は最も精度が高い。
- (2)体外計測法では残留関数を用いて摂取量を評価する。
- (3)MIRD 法では排泄物中の放射性物質濃度を用いて評価する。
- (4)実効線量係数は放射性物質濃度の種類によらず一定である。
- (5)バイオアッセイ法は主にγ線を放出する放射性物質を対象とする。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
体外計測法(全身カウンタなど)は、体の中に残っている放射性物質の量を体の外から測る方法です。摂取した量のうち、ある時間の後に体内に残っている割合を表す残留関数を使って、測定値から摂取量を逆算し、預託実効線量を評価します。
【ほかの選択肢】
(1) 空気中の濃度から推定する方法は、呼吸量や粒子の大きさなどの仮定が多く、精度は最も低いとされます 誤り
(3) MIRD 法は、臓器の放射能から臓器の吸収線量を計算する方法です。排泄物を使うのはバイオアッセイ法です 誤り
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(4) 実効線量係数は、核種だけでなく、化学形(体内での吸収の速さ)、粒子の大きさ、摂取の経路(吸入・経口)によって変わります 誤り
(5) バイオアッセイ法(尿や便の分析)は、体外から測りにくいα線やβ線だけを出す核種(³H、⁹⁰Sr など)で特に重要です。γ線を出す核種は体外計測法で測りやすいです 誤り
【精度の目安】
体外計測法 > バイオアッセイ法 > 空気中濃度からの推定
(γ線を出す核種の場合)
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問100(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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