放射性核種の半減期で正しいのはどれか。…
午後 第1問
放射性核種の半減期で正しいのはどれか。
- (1)生物学的半減期は核種に依存しない。
- (2)3 半減期後に原子数は最初の1/3 になる。
- (3)半減期が長い核種ほど壊変定数が大きい。
- (4)有効半減期は内部被ばく防護の指標として用いられる。
- (5)有効半減期は物理学的半減期と生物学的半減期の和である。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
体内に取り込まれた放射性核種は、物理的な壊変と、体の外への排泄の両方で減っていきます。この二つを合わせた見かけの半減期が有効半減期で、体内にどれだけの期間とどまって被ばくを与えるかを表すので、内部被ばくの防護の指標になります。
【ほかの選択肢】
(1) 生物学的半減期は、元素の種類や化学形、臓器などによって変わります。核種(元素)に依存します 誤り
(2) 3半減期後は(1/2)³ = 1/8 になります 誤り
(3) 壊変定数 λ は ln2 ÷ 半減期 なので、半減期が長いほど壊変定数は小さくなります 誤り
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(5) 有効半減期は和ではなく、逆数の和の関係になります。有効半減期は、物理学的半減期と生物学的半減期のどちらよりも短くなります 誤り
【有効半減期の式】
1/Tₑ = 1/Tₚ + 1/T_b
すなわち Tₑ = Tₚ × T_b ÷(Tₚ + T_b)
(Tₚ:物理学的半減期、T_b:生物学的半減期)
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問1(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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