MRI のIR 法で正しいのはどれか。…
午前 第24問
MRI のIR 法で正しいのはどれか。
- (1)IR パルスとして90 度パルスを使用する。
- (2)FLAIR 法は自由水の信号を抑制する目的で使用する。
- (3)STIR 法は脂肪信号を特異的に抑制することが可能である。
- (4)信号を抑制したい組織の縦磁化がゼロになる時間にTR を設定する。
- (5)組織間の共鳴周波数の差を利用して特定組織の信号を抑制する手法である。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
FLAIR 法は、髄液などの自由水の縦磁化がゼロになる時間を TI(反転時間)に選んで、自由水の信号を消す IR 法です。T₂強調のコントラストのまま脳脊髄液が黒くなるので、脳室や脳溝に接した病変が見やすくなります。
【ほかの選択肢】
(1) IR 法の反転パルスは180度パルスです 誤り
(3) STIR 法は T₁の短い組織の信号をまとめて抑えます。脂肪だけでなく、造影された組織なども抑えられるので、脂肪に特異的ではありません 誤り
(4) 抑えたい組織の縦磁化がゼロになる時間に合わせるのはTI です。TR ではありません 誤り
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(5) 共鳴周波数の差を使うのは化学シフト選択法(CHESS 法などの周波数選択的脂肪抑制)で、IR 法ではありません 誤り
【ヌルポイント】
縦磁化がゼロになる TI は、T₁の約0.69 倍(ln2 × T₁)です。
T₁の長い自由水を消す FLAIR は TI が長く、T₁の短い脂肪を消す STIR は TI が短くなります。
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問24(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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