臨床標的体積〈CTV〉はどれか。…
午前 第37問
臨床標的体積〈CTV〉はどれか。
- (1)腫瘍の進展や存在が肉眼的に確認できる体積
- (2)すべての変動や不確実性をマージンとして付加した体積
- (3)予期せぬ高線量域が発生することを避けるために設定する体積
- (4)治療計画や処方線量に強く影響する可能性がある正常組織の体積
- (5)画像等で検知できないが臨床的に腫瘍の進展が疑われる部分を含む体積
正答 (5)
正答は (5)。これが臨床標的体積(CTV)です。
CTV は、画像や診察でとらえられる肉眼的腫瘍体積(GTV)に、画像では見えないが顕微鏡的に腫瘍が広がっている可能性のある範囲や、リンパ節転移の可能性がある領域を加えた体積です。
【ほかの選択肢】
(1) 肉眼的に確認できる腫瘍の体積は GTV です 誤り
(2) 呼吸による動き(体内の変動)や毎回の位置合わせの誤差などをマージンとして加えたものは計画標的体積(PTV)です 誤り
(3) 輪郭を描いていない残りの領域に予期しない高線量域ができていないかを評価するための体積は、ICRU レポート83の RVR(remaining volume at risk)にあたります 誤り
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(4) 治療計画や処方線量に影響する正常組織は、リスク臓器(OAR)です 誤り
【体積の大きさの順】
GTV < CTV < ITV < PTV の順です。
ITV は CTV に体内の動きによるマージン(IM)を加えたもの、PTV はさらに位置合わせのマージン(SM)を加えたものです。
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問37(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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