腎シンチグラフィで正しいのはどれか。…
午後 第18問
腎シンチグラフィで正しいのはどれか。
- (1)腎動態シンチグラフィでは分腎機能が評価できる。
- (2)⁹⁹ᵐTc-DMSA は腎尿細管から速やかに排泄される。
- (3)⁹⁹ᵐTc-MAG3 は腎静態シンチグラフィに用いられる。
- (4)腎静態シンチグラフィではカプトプリル負荷が行われる。
- (5)腎排泄機能障害の症例では腎動態シンチグラフィは禁忌である。
正答 (1)
正答は (1)。正しいのはこれです。
腎動態シンチグラフィ(⁹⁹ᵐTc-MAG3 や ⁹⁹ᵐTc-DTPA)では、投与直後から腎臓を連続して撮像し、左右の腎臓それぞれの時間放射能曲線(レノグラム)を得ます。左右の腎臓への取り込みの割合から、それぞれの腎臓の働き(分腎機能)を評価できます。
【ほかの選択肢】
(2) ⁹⁹ᵐTc-DMSA は尿細管から速やかに排泄 DMSA は腎皮質の尿細管の細胞に取り込まれて長くとどまり、排泄はわずかです。そのため腎静態シンチグラフィ(皮質の形や瘢痕の評価)に使います 誤り
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(3) ⁹⁹ᵐTc-MAG3 は腎静態シンチグラフィに用いられるMAG3 は尿細管から速やかに分泌・排泄されるので、腎動態シンチグラフィに使います 誤り
(4) 腎静態シンチグラフィでカプトプリル負荷 カプトプリル負荷は腎血管性高血圧を見るために、腎動態シンチグラフィで行います 誤り
(5) 腎排泄機能障害では腎動態シンチグラフィは禁忌腎機能の評価のための検査で、腎機能障害は禁忌ではありません 誤り
【整理】
動態 ― MAG3(尿細管分泌)、DTPA(糸球体濾過)
静態 ― DMSA(皮質に集積)
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問18(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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