頭頸部癌の放射線治療における急性期有害事象はどれか。…
午後 第22問
頭頸部癌の放射線治療における急性期有害事象はどれか。
- (1)粘膜炎
- (2)脳壊死
- (3)下顎骨壊死
- (4)頸動脈狭窄
- (5)甲状腺機能低下
正答 (1)
正答は (1)。急性期有害事象は粘膜炎です。
放射線治療の有害事象は、照射中から照射後およそ3か月以内に起こる急性期のものと、それより後(数か月〜数年)に起こる晩期のものに分けます。急性期のものは、細胞分裂の盛んな組織(粘膜・皮膚など)の細胞が減ることで起こります。頭頸部癌の照射では、口腔や咽頭の粘膜炎が代表的な急性期の有害事象で、痛みのため食事がとりにくくなります。
【ほかの選択肢(いずれも晩期の有害事象)】
(2) 脳壊死 照射後数か月〜数年で起こります 誤り
(3) 下顎骨壊死 抜歯などをきっかけに、照射後かなり経ってから起こります 誤り
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(4) 頸動脈狭窄 血管の障害で、年単位で進みます 誤り
(5) 甲状腺機能低下 頸部の照射の後、数年かけて起こることがあります 誤り
【頭頸部の照射の主な有害事象】
急性期 ― 粘膜炎、皮膚炎、味覚障害、唾液の減少の始まり晩期 ― 口腔乾燥、下顎骨壊死、甲状腺機能低下、
頸部の線維化、脳壊死
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問22(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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