X 線CT を用いたSPECT 減弱補正でCT 値から線減弱係数への変換テーブル作成に関係するのはどれか。2 つ選べ。…
午前 第13問
X 線CT を用いたSPECT 減弱補正でCT 値から線減弱係数への変換テーブル作成に関係するのはどれか。2 つ選べ。
- (1)収集時間
- (2)CT 管電圧
- (3)被検者の体格
- (4)放射性医薬品の投与量
- (5)放射性核種のエネルギー
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。関係するのは CT 管電圧と放射性核種のエネルギーです。
CT 値は、CT の X 線(管電圧で決まる実効エネルギー)に対する線減弱係数をもとにした値です。一方、SPECT の減弱補正に必要なのは、核種が出すガンマ線のエネルギー(たとえば ⁹⁹ᵐTc なら 141 keV)での線減弱係数です。そこで、CT 値を核種のエネルギーでの線減弱係数に換える変換テーブル(水と軟部組織の領域と、骨の領域で傾きの違う2本の直線を使う方法など)を作ります。このテーブルは、もとになる CT の管電圧と、換算先の核種のエネルギーで決まります。
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【ほかの選択肢】
(1) 収集時間 SPECT のカウントの量に関係しますが、減弱係数の変換には関係しません 誤り
(3) 被検者の体格 体格の違いは CT 画像そのものに反映されるので、変換テーブルには入りません 誤り
(4) 放射性医薬品の投与量 カウントの量に関係するだけで、減弱係数は変わりません 誤り
【ポイント】
線減弱係数は「物質」と「光子のエネルギー」で決まります。
CT 値 → 減弱係数マップの変換は、CT 側のエネルギー
(管電圧)と核種側のエネルギーの2つで決まります。
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問13(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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