Silicon photomultiplier〈SiPM〉PET 検出器で正しいのはどれか。…
午前 第14問
Silicon photomultiplier〈SiPM〉PET 検出器で正しいのはどれか。
- (1)冷却が不要である。
- (2)磁場の影響を受ける。
- (3)光子数を求めることができない。
- (4)光電子増倍管より時間分解能が高い。
- (5)物理的サイズは光電子増倍管と同等である。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
SiPM(シリコン光電子増倍器)は、ガイガーモードで動く小さなアバランシェフォトダイオード(マイクロセル)を多数並べた半導体の光検出器です。光電子増倍管(PMT)より信号の立ち上がりが速く、時間分解能が高いので、TOF(飛行時間)情報を使う PET に向いています。
【ほかの選択肢】
(1) 冷却が不要 SiPM は温度によって増倍率や暗計数が大きく変わるので、冷却や温度の管理が必要です 誤り
(2) 磁場の影響を受ける 半導体素子なので磁場の影響をほとんど受けません。このため PET/MRI 装置に使われます。磁場の影響を受けるのは PMT です 誤り
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(3) 光子数を求めることができない 光子1個ごとにマイクロセルが反応するので、反応したセルの数から光子の数を数えられます 誤り
(5) 大きさは PMT と同等 数 mm 角程度の小さな素子で、PMT よりずっと小型です 誤り
【PMT と SiPM の比較】
PMT SiPM
大きさ 大きい 小さい
磁場 影響を受ける ほぼ受けない
動作電圧 高い(約1 kV)低い(数十 V)
温度依存 小さい 大きい
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問14(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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