X 線CT で誤っているのはどれか。…
午前 第14問
X 線CT で誤っているのはどれか。
- (1)造影効果を高めるには管電圧を低くする。
- (2)管電圧が高くなるほど画像ノイズは低下する。
- (3)管電圧が高くなるほど金属アーチファクトは抑制される。
- (4)dual energy 撮影により仮想的な非造影画像を作成できる。
- (5)管電流が大きくなるほど低コントラスト分解能は低下する。
正答 (5)
正答は (5)。誤っているのはこれです。
管電流を大きくすると、検出器に届く X 線の光子が増え、画像ノイズが減ります。低コントラスト分解能は、ノイズが少ないほどよくなるので、管電流を大きくすると向上します。「低下する」が誤りです(その分、被ばくは増えます)。
【ほかの選択肢】
(1) 管電圧を低くすると、X 線の実効エネルギーがヨードのK 吸収端(約33 keV)に近づき、ヨード造影剤のコントラストが高くなります 正しい
(2) 同じ管電流なら、管電圧が高いほど被写体を透過する光子が増えてノイズが減ります 正しい
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(3) 管電圧が高いほど金属を透過しやすく、光子不足や線質硬化による金属アーチファクトが減ります 正しい
(4) 2種類のエネルギーの情報からヨードの成分を差し引き、仮想的な非造影画像(VNC)を作れます 正しい
【ノイズと管電流】
ノイズ(標準偏差)は光子数の平方根に反比例します。
管電流を4倍にするとノイズは約1/2 になります。
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問14(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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