胸部CT の線量がDRL を超えていた。検査条件見直しで適切なのはどれか。…
午前 第11問
胸部CT の線量がDRL を超えていた。検査条件見直しで適切なのはどれか。
- (1)管電流を上げる。
- (2)撮影範囲を拡大する。
- (3)自動露出機構の目標SD を上げる。
- (4)空間分解能の高い再構成関数に変更する。
- (5)再構成法を逐次近似法からFBP 法に変更する。
正答 (3)
正答は (3)。自動露出機構の目標 SD を上げると線量が下がります。
CT の自動露出機構(AEC)は、画像のノイズ(SD)が目標の値になるように管電流を自動で調整します。目標 SD を上げる(ノイズを多めに許す)と、必要な管電流が下がり、CTDIvol やDLP が小さくなります。DRL を超えていたときの見直しとして適切です。もちろん診断に必要な画質を保てる範囲で行います。
【ほかの選択肢】
(1) 管電流を上げると線量は増える。誤り
(2) 撮影範囲を広げると DLP が増える。誤り
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(4) 空間分解能の高い再構成関数はノイズが増えるので、同じ SD を保つにはかえって線量が必要になる。誤り
(5) 逐次近似法はノイズを抑えて低線量化に使う方法。FBP 法へ戻すと、同じ画質に多くの線量が要る。誤り
【整理】
線量を下げる方向:目標 SD を上げる、管電流を下げる、撮影範囲を必要最小限にする、逐次近似(応用)再構成を使う
出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問11(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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