X 線の半価層測定で正しいのはどれか。…
午前 第71問
X 線の半価層測定で正しいのはどれか。
- (1)実効波長によって補正する。
- (2)管電圧によって半価層は変化しない。
- (3)線量の測定には電離箱線量計が適する。
- (4)実効エネルギーを最大エネルギーで除して算出できる。
- (5)連続エネルギー分布を持つⅩ線では第2 半価層より第1 半価層が大きい。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
半価層の測定では、アルミニウムなどの吸収板を加えながら線量の減り方を測ります。X 線の線質(エネルギー)が吸収板で変わっていくので、測定器にはエネルギーによる感度の変化が小さいことが求められます。そのため、エネルギー依存性の小さい電離箱線量計が適しています。散乱線が入らないよう、細い線束(狭いビーム)の配置で測ります。
【ほかの選択肢】
(1) 実効波長によって補正する 半価層の測定でこのような補正はしません 誤り
(2) 管電圧によって半価層は変化しない 管電圧を上げるとX 線のエネルギーが高くなり、半価層は厚くなります 誤り
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(4) 実効エネルギーを最大エネルギーで除して算出半価層から線減弱係数(μ = 0.693/半価層)を求め、その係数に当たるエネルギーを表から読んだものが実効エネルギーです。最大エネルギーで割って求めるものではありません 誤り
(5) 第2半価層より第1半価層が大きい 連続 X 線は吸収板で低いエネルギーの成分が先に除かれて硬くなる(線質硬化)ので、第2半価層の方が大きくなります 誤り
【関連する用語】
均等度(均質係数)= 第1半価層 / 第2半価層
連続 X 線では 1 より小さく、単一エネルギーでは 1 です。
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問71(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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