X 線CT のアーチファクトと低減策の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。…

午前 第88問

X 線CT のアーチファクトと低減策の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。

診療放射線技師 2025年(令和7年) 第88問の選択肢の図
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。正しい組合せはこの2つです。 (3) パーシャルボリューム効果は、1つのボクセルの中に CT 値の違う組織が混ざり、その平均の値が出てしまう現象です。スライス厚を薄くすると、ボクセルの中に混ざる組織が減り、効果を小さくできます。 (4) ステアステップアーチファクトは、ヘリカルスキャンの 多断面再構成(MPR)や3次元画像で、斜めの輪郭が階段状に見えるものです。ピッチ係数を小さくし(あわせて薄いスライスや再構成間隔を細かくし)、体軸方向のデータを密にすることで減らせます。
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【ほかの選択肢】 (1) メタルアーチファクト ― 管電圧を下げる 管電圧を下げると金属を透過する X 線がさらに減り、悪化します。管電圧を上げる、金属アーチファクトの低減処理を使うなどで対策します 誤り (2) ストリークアーチファクト ― 被検者を固定する被検者の固定は体動によるアーチファクトの対策です。ストリークは金属や骨での光子の不足などで生じ、線量を増やす、補正処理を使うなどで対策します 誤り (5) ビームハードニングアーチファクト ― 管電流を上げる管電流は X 線の量を増やすだけで、エネルギーの分布は変わりません。ビームハードニングの補正処理やウェッジフィルタ、管電圧を上げることで減らします 誤り 【整理】 エネルギー(線質)の問題 ― 管電圧・補正処理 量の問題(ノイズ・光子不足)― 管電流(線量) 動きの問題 ― 固定・息止め・撮影時間の短縮

出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問88(厚生労働省 公表)出典元ページ

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