骨塩定量用のファントム写真(別冊No. 8)を別に示す。これを使用する測定法はどれか。…
午前 第89問
骨塩定量用のファントム写真(別冊No. 8)を別に示す。これを使用する測定法はどれか。
- (1)定量的CT〈QCT〉法
- (2)定量的超音波〈QUS〉法
- (3)X 線写真濃度測定〈RA〉法
- (4)単一エネルギーX 線吸収測定〈SXA〉法
- (5)二重エネルギーX 線吸収測定〈DXA〉法
正答 (1)
正答は (1)。このファントムを使うのは定量的 CT(QCT)法です。
【写真の見方】
ファントムは、CT の寝台の上で患者の体の下に敷けるように弓形に曲がった形をしています。中に、濃度の違う骨の等価物質を入れた円柱(白く見える5本)が埋め込まれています。
QCT 法では、患者とこのファントムを同時に CT で撮影し、ファントムの各円柱の既知の濃度と CT 値の関係(検量線)を作ります。その関係を使って、腰椎の海綿骨などの CT 値を骨塩量(mg/cm³)に換算します。体積あたりの骨密度を求められるのが QCT の特徴です。
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【ほかの選択肢】
(2) QUS 法 踵の骨に超音波を当てて、音の速さや減衰で評価します。X 線もこのファントムも使いません 誤り
(3) RA 法 手の X 線写真をアルミニウムの階段(アルミスロープ)と一緒に撮り、濃度を比べる方法です 誤り
(4) SXA 法 単一のエネルギーの X 線で、前腕や踵を水などに浸して測る方法です 誤り
(5) DXA 法 2種類のエネルギーの X 線で、腰椎や大腿骨近位部の面積あたりの骨密度(g/cm²)を測ります。骨粗鬆症の診断で最も使われる方法です 誤り
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問89(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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