ノロウイルスによる食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…
労働衛生 第19問
ノロウイルスによる食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- (1)食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。
- (2)ウイルスの感染性は、長時間煮沸しても失われない。
- (3)潜伏期間は、1~2日である。
- (4)発生時期は、夏季が多い。
- (5)症状は、筋肉の麻痺などの神経症状が特徴である。
正答 (3)
正答は (3)。潜伏期間は1〜2日です。
【ほかの選択肢の誤り】
(1) ノロウイルスは食品中では増殖しない。人の腸管内でのみ
増殖する。毒素を産生するのでもない
(2) ウイルスの感染性は、長時間煮沸すれば失われる
(4) 発生時期は冬季が多い。夏季ではない
(5) 症状は嘔吐、下痢、腹痛、発熱。神経症状ではない
【ノロウイルスの特徴】
潜伏期間 1〜2日
発生時期 冬季(11月から翌年3月ごろ)
増える場所 人の腸管内だけ。食品中では増えない
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症状 嘔吐、下痢、腹痛、発熱
感染力 きわめて強い。少量のウイルスで感染する
【細菌との違い】
細菌 食品の中で増える → 増やさないよう冷やす
ウイルス 食品の中で増えない → 持ち込まない、広げない
だから対策の方向が変わります。ノロウイルスでは「食品を冷やす」よりも、手洗いと、調理する人の健康管理が中心になります。
【消毒のしかた】
効く 煮沸(85〜90℃で90秒以上)、次亜塩素酸ナトリウム
効きにくい 消毒用アルコール
アルコールで拭いただけでは足りません。ここがよく問われます。
【吐物の処理】
使い捨ての手袋とマスクを着け、塩素系の消毒剤で処理する
乾いて舞い上がると、それを吸って感染します。掃除機で吸うのは最悪の対応です。
【神経症状が出るのは】
ボツリヌス菌(神経毒)
選択肢(5)は、ボツリヌス菌の症状を持ってきたものです。
出典:第二種衛生管理者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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