腎臓又は尿に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…
労働生理 第25問
腎臓又は尿に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- (1)尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱アルカリ性である。
- (2)血中の蛋白質は、糸球体からボウマン嚢に濾し出される。
- (3)血中の老廃物は、尿細管からボウマン嚢に濾し出される。
- (4)原尿中に濾し出された水分の大部分は、そのまま尿として排出される。
- (5)原尿中に濾し出された電解質の多くは、尿細管から血中に再吸収される。
正答 (5)
正答は (5)。これが正しい記述です。
原尿中に濾し出された電解質の多くは、尿細管から血中に再吸収されます。
【ほかの選択肢の誤り】
(1) 尿は通常弱酸性。弱アルカリ性ではない
(2) 血中の蛋白質は分子が大きく、糸球体から濾し出されない
(3) 血中の老廃物は糸球体からボウマン嚢に濾し出される。
尿細管からではない
(4) 原尿中の水分の大部分は尿細管で再吸収される。
そのまま尿になるのではない
【腎臓で起きる二段構え】
糸球体 → ボウマン嚢 濾し出す
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尿細管 → 毛細血管 再吸収する
濾し出すのは糸球体、取り戻すのは尿細管。この向きさえ間違えなければ、この分野の設問はほとんど解けます。
【濾し出されるもの・されないもの】
濾し出される 水、電解質、糖、アミノ酸、尿素などの老廃物
濾し出されない 蛋白質、血球
分子が大きすぎて、糸球体の網目を通れません。だから尿に蛋白や血液が出れば、腎臓のどこかが傷んでいるしるしになります。
【再吸収されるもの】
水分の大部分
電解質の多く
糖とアミノ酸はほぼ全部
原尿は1日に150リットルほど作られますが、尿として出るのは1.5リットルほど。99%が再吸収される計算です。
【尿の性質】
淡黄色、固有の臭気、弱酸性、1日1,000〜1,500ミリリットル
【尿検査で分かること】
尿蛋白 腎臓の異常
尿糖 血糖値が高い状態
出典:第二種衛生管理者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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