以下の条件での巡航時のプロペラについて、半径 1.5 m における羽根断面の有効ピッチと幾何ピッチの値で次のうち最も近い…
タービン発動機 第23問
以下の条件での巡航時のプロペラについて、半径 1.5 m における羽根断面の有効ピッチと幾何ピッチの値で次のうち最も近い値を選べ。・半径 1.5 m でのプロペラ羽根の迎え角:15°・半径 1.5 m での羽根角:45°・円周率:3.14
- (1)有効ピッチ: 5.44 m 幾何ピッチ: 4.71 m
- (2)有効ピッチ: 6.28 m 幾何ピッチ: 9.42 m
- (3)有効ピッチ: 3.63 m 幾何ピッチ: 6.28 m
- (4)有効ピッチ: 5.44 m 幾何ピッチ: 9.42 m
- (5)有効ピッチ: 9.42 m 幾何ピッチ: 5.44 m
正答 (4)
正答は (4)。これに最も近い値です。
幾何ピッチは羽根角 β から、有効ピッチは前進角 φ から求めます。前進角は、羽根角から迎え角 α を引いた角です。
幾何ピッチ=2π×r×tanβ
有効ピッチ=2π×r×tanφ (φ=β-α)
【計算】
2π×r=2×3.14×1.5 m=9.42 m
幾何ピッチ=9.42×tan45°=9.42×1=9.42 m
前進角 φ=45°-15°=30°
有効ピッチ=9.42×tan30°=9.42×0.577≒5.44 m
有効ピッチ 5.44 m、幾何ピッチ 9.42 m の組み合わせです。
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【ほかの選択肢】
(1) 5.44 m:4.71 m 幾何ピッチが計算と合いません 誤り
(2) 6.28 m:9.42 m 有効ピッチが計算と合いません 誤り
(3) 3.63 m:6.28 m 半径を 1 m として計算した値で、半径 1.5 m の値ではありません 誤り
(5) 9.42 m:5.44 m 有効ピッチと幾何ピッチが逆です 誤り
【ポイント】
有効ピッチは幾何ピッチより小さくなります。その差(9.42-5.44≒3.98 m)が「すべり」です。
出典:令和3年7月期 航空従事者学科試験 一等航空整備士(飛行機) タービン発動機 問23(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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