以下の条件での巡航時のプロペラについて、半径 1.5 m における羽根断面の有効ピッチと幾何ピッチの値で次のうち最も近い…
タービン発動機 第19問
以下の条件での巡航時のプロペラについて、半径 1.5 m における羽根断面の有効ピッチと幾何ピッチの値で次のうち最も近い値を選べ。・半径 1.5 m でのプロペラ羽根の迎え角:15°・半径 1.5 m での羽根角:45°・円周率:3.14
- (1)有効ピッチ: 5.44 m 幾何ピッチ: 4.71 m
- (2)有効ピッチ: 6.28 m 幾何ピッチ: 9.42 m
- (3)有効ピッチ: 3.63 m 幾何ピッチ: 6.28 m
- (4)有効ピッチ: 5.44 m 幾何ピッチ: 9.42 m
- (5)有効ピッチ: 9.42 m 幾何ピッチ: 5.44 m
正答 (4)
正答は (4)。これに最も近い値です。
幾何ピッチは羽根角 β から、有効ピッチは前進角 φ から求めます。前進角は、羽根角から迎え角 α を引いた角です。
幾何ピッチ=2π×r×tanβ
有効ピッチ=2π×r×tanφ (φ=β-α)
【計算】
2π×r=2×3.14×1.5 m=9.42 m
幾何ピッチ=9.42×tan45°=9.42×1=9.42 m
前進角 φ=45°-15°=30°
有効ピッチ=9.42×tan30°=9.42×0.577≒5.44 m
有効ピッチ 5.44 m、幾何ピッチ 9.42 m の組み合わせです。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(1) 5.44 m:4.71 m 幾何ピッチが計算と合いません 誤り
(2) 6.28 m:9.42 m 有効ピッチが計算と合いません 誤り
(3) 3.63 m:6.28 m 半径を 1 m として計算した値で、半径 1.5 m の値ではありません 誤り
(5) 9.42 m:5.44 m 有効ピッチと幾何ピッチが逆です 誤り
【ポイント】
有効ピッチは幾何ピッチより小さくなります。その差(9.42-5.44≒3.98 m)が「すべり」です。
出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) タービン発動機 問19(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「タービン発動機」のほかの問題
- 令和2年3月期 第2問軸出力型エンジンで(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。 (1)~(5)の中から
- 令和2年7月期 第17問風車ブレーキと動力ブレーキに関する説明で次のうち正しいものはどれか。
- 令和3年7月期 第19問定速プロペラのカウンタ・ウエイトの目的で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。
- 令和4年7月期 第12問イグニッション・エキサイタが気密容器に収納されている主目的で次のうち正しいものはどれか。
- 令和5年7月期 第8問2段式の減速装置で、入力軸の回転数(rpm)で次のうち近いものはどれか。
- 令和元年7月期 第5問単位に関する説明で次のうち正しいものはどれか。
スポンサーリンク

