電波に関する記述で誤りはどれか。…
航空工学(回転翼) 第18問
電波に関する記述で誤りはどれか。
- (1)周波数が低い電波は波長が長く、周波数が高い電波は波長が短い。
- (2)地上波の伝搬において、周波数が低いほど減衰が少ない。
- (3)対流圏内の伝搬において、光学的見通し距離は電波見通し距離より長い。
- (4)見通し距離以上の地点にも、VHF(超短波)の電波は到達することがある。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
対流圏では、上空ほど空気の密度が小さく屈折率も小さくなるので、電波は地表側へ少し曲がりながら進みます。そのため電波の届く見通し距離(電波見通し距離)は、目で見通せる光学的見通し距離より長くなります。「光学的見通し距離は電波見通し距離より長い」は関係が逆です。
【ほかの選択肢】
(1) 電波の速さは一定なので、波長=光速÷周波数です。周波数が低いほど波長は長く、高いほど短くなります 正しい
(2) 地表に沿って伝わる地上波は、周波数が低いほど地表での減衰が少なく、遠くまで届きます 正しい
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(4) VHFの電波はふつう見通し距離までしか届きませんが、気温の逆転層などで電波が異常に屈折する(ダクト)ときなどには、見通し距離を超えて届くことがあります 正しい
【見通し距離の目安】
電波見通し距離(nm)≒ 1.23 ×√高度(ft)
高度が高いほど遠くまで届きます。VHFを使う VOR や航空無線電話の到達距離が高度に左右されるのはこのためです。
出典:平成31年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問18(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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