セットリング・ウィズ・パワーに陥りやすい飛行状態の記述で誤りはどれか。…

航空工学(回転翼) 第13問

セットリング・ウィズ・パワーに陥りやすい飛行状態の記述で誤りはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。 セットリング・ウィズ・パワー(ボルテックス・リング状態)は、パワーをかけたまま、前進速度がほとんどない状態で降下し、ロータが自分の吹き下ろしの中へ沈み込んで、ブレードの周りに渦の輪ができる状態です。80ktで巡航している状態は前進速度が十分にあり、ロータは吹き下ろしの外へ出ていくので、この状態にはなりません。サイクリックを前へ押して低G状態になるのは、マスト・バンピングなどの危険につながる操作です。 【ほかの選択肢】 (1) 低速で急角度の降下をしているときに不用意に速度を減らすと、降下率が大きいまま前進速度がなくなり、陥りやすくなります 正しい
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(2) パワーリカバリーでフレアーの高度が高すぎ、コレクティブの操作が遅れて対気速度ゼロ近くでパワーをかけながら降下すると、陥りやすくなります 正しい (4) 対気速度ゼロ付近で300ft/min以上の降下率のパワーオン降下は、典型的な条件です 正しい 【起こりやすい3条件】 前進速度が転移揚力の速度より遅い 降下率がおよそ300ft/min以上 エンジンのパワーをかけている 回復は、サイクリックで前進速度を付けて渦から抜け出すのが基本です。コレクティブを上げると、かえって状態が悪くなります。

出典:令和2年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問13(国土交通省 公表)出典元ページ

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