暖気団の特性(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空気象 第7問

暖気団の特性(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)気団は下の方から加熱されて安定な成層になり対流現象はおさえられ、気流は滑らかである。(b)安定度は不安定気温減率(ほとんど乾燥断熱減率に近い値を示す)である。(c)視程は悪い(下層に煤煙や塵挨(じんあい)が沈積する)。(d)その気団の下層が加熱されて、気団の露点温度まで近づくと、下層の風が弱ければ霧が発生する。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(c)の一つだけです。 暖気団は、暖かい空気が冷たい地表面(海面・陸面)の上に移ってきた気団です。下から冷やされるので、下層の気温が下がって安定な成層になります。 (a)誤り。「下の方から加熱されて」が誤りです。暖気団は下から冷やされて安定になり、対流が抑えられて気流は滑らかになります。(b)誤り。安定な気団なので気温減率は小さく、逆転層ができることもあります。乾燥断熱減率に近い不安定な減率は、寒気団が暖かい地表の上に来たときの特徴です。(c)正しい。対流でかき混ぜられないので、下層に煤煙や塵埃がたまり、視程は悪くなります。(d)誤り。霧が発生するのは、下層が「冷やされて」気温が露点温度に近づいたときです。「加熱されて」では露点温度に近づきません。
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【気団の変質の比較】 暖気が冷たい地表へ 安定 層状の雲・霧・霧雨 気流は滑らか 視程不良 寒気が暖かい地表へ 不安定 積雲形 しゅう雨 乱気流 視程良好

出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問7(国土交通省 公表)出典元ページ

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