ドラッギング運動に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空工学(回転翼) 第11問

ドラッギング運動に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)ブレードは回転面内において、空気抗力と遠心力により決まるある一定のドラッグ角をとる。(b)中立位置より進む角度をラグ角、遅れる角度をリード角という。(c)オートローテーションのときは、ブレードは中立位置より後方向に進む。(d)ラグ角は、ブレードの回転数が高いと大きく、揚力が大きいと小さくなる。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)の一つだけです。 (a)正しい。ブレードは回転面内で、空気抗力(後ろへ引く力)と遠心力(外へ引く力)の釣り合いで決まる一定のドラッグ角をとります。(b)誤り。中立位置より進む角度がリード角、遅れる角度がラグ角です。逆になっています。(c)誤り。オートローテーションでは、駆動トルクがなく、空気力がブレードを前へ押すので、ブレードは中立位置より前方向に進みます(リード)。(d)誤り。回転数が高いと遠心力が大きく、ラグ角は小さくなります。揚力(ピッチ)が大きいと抗力が増え、ラグ角は大きくなります。逆になっています。
解説の続きをみる続きを閉じる
【リード・ラグが起こる理由】 ブレードがフラッピングすると、回転の中心からの重心の距離が変わり、角運動量を保とうとして回転面内で進んだり遅れたりします(コリオリの効果)。全関節型ロータは、ドラッグ・ヒンジとドラッグ・ダンパでこの動きを逃がし、付け根の応力を減らします。

出典:令和3年9月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問11(国土交通省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

この問題はほかの試験・回でも出ています

「航空工学(回転翼)」のほかの問題

  1. 令和元年5月期 第11問ダイナミック・ロール・オーバーに関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか
  2. 令和元年11月期 第5問転移揚力について説明した文章の下線部(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1
  3. 令和2年11月期 第14問セットリング・ウイズ・パワーに陥りやすい飛行状態の記述で正しいものはどれか。
  4. 令和3年11月期 第19問磁気コンパスに関する記述で誤りはどれか。
  5. 令和5年1月期 第5問図はある非対称翼の断面である。図中①は前縁と後縁を結んだ仮想の直線、②は相対風と①とのな
  6. 平成31年1月期 第7問貫流速効果に関する記述で正しいものはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク