黄砂についての説明で誤りはどれか。…
航空気象 第16問
黄砂についての説明で誤りはどれか。
- (1)黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂じん(砂やちり)が上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現象を指す。
- (2)日本における黄砂現象は、春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがある。
- (3)黄砂は大気中に浮遊した微粒子を吸着し、重量を増すことにより降下時間を早め、視程を回復させる効果がある。
- (4)定時飛行場実況気象通報式(METAR)ではSAで報じられる。(自動観測時は除く。)
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
黄砂は、大気中に浮遊して視程を悪くする現象です。黄砂が浮遊した微粒子を吸着して重くなり、早く降下して視程を回復させる、という効果はありません。「視程を回復させる効果がある」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 黄砂は、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風で吹き上げられた多量の砂じんが、上空の風で運ばれ、浮遊しつつ降下する現象です 正しい
(2) 日本では春に多く観測され、空が黄褐色にかすむことがあります 正しい
(4) 気象庁の航空気象通報式では、黄砂は「砂(SA)」として扱うとされています(自動観測時は除く) 正しい
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【METARの視程障害現象の例】
FG(霧)、BR(もや)、HZ(煙霧)、SA(砂)、DU(ちり)、FU(煙)、VA(火山灰)
SA・HZ・FU などは、視程が5,000m以下の場合に用いられます。黄砂が飛来すると、広い範囲で長い時間、視程が悪くなることがあります。
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問16(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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