安定性に影響を及ぼすロータの動きに関する記述で誤りはどれか。…

航空工学(回転翼) 第8問

安定性に影響を及ぼすロータの動きに関する記述で誤りはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。 前進速度が増すと、前進側ブレードの揚力が増えてロータ回転面は後方へ傾きます(ブローバック)。推力も後ろへ傾くので、速度を「減らす」方向に働きます。これにより、ロータは速度に対して静的安定性を持ちます。記述は「速度を増加させる方向に働く」としている点が誤りです(増加させる方向なら不安定になります)。 【ほかの選択肢】 (1) フラップ・ヒンジ・オフセットが大きいほど、ロータの傾きが胴体 に伝えるモーメントが大きくなり、ダンピング・モーメントの絶対量も大きくなります 正しい
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(2) 前進飛行中に機首が上がると、ロータ回転面はそれ以上に後方へ 傾き、機首をさらに上げようとします。ロータは姿勢角(迎え角)に対して静的不安定です 正しい (3) ロータ推力は、機体の姿勢の変化を抑えようとするダンピング・ モーメントを生じます 正しい 【まとめ】 速度に対して 静的安定(ブローバックで減速) 迎え角に対して 静的不安定 ヘリコプタは長い時間手を放して飛ぶことが難しく、安定増加装置が使われる理由の一つになっています。

出典:令和5年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問8(国土交通省 公表)出典元ページ

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