全備重量3,000lb、重心位置が基準線後方100inのヘリコプタに、新たに300lbの荷物を積んだ場合、重心位置の変化…
航空工学(回転翼) 第20問
全備重量3,000lb、重心位置が基準線後方100inのヘリコプタに、新たに300lbの荷物を積んだ場合、重心位置の変化で最も近い値はどれか。ただし、荷物は荷物室に積み、そのアームは基準線後方150inとする。
- (1)4.5in後方へ移動する。
- (2)4.5in前方へ移動する。
- (3)15.0in後方へ移動する。
- (4)15.0in前方へ移動する。
正答 (1)
正答は (1)。4.5in後方へ移動します。
【計算】
積む前のモーメント
3,000lb × 100in = 300,000lb・in
荷物のモーメント
300lb × 150in = 45,000lb・in
積んだ後の重心
(300,000 + 45,000)÷(3,000 + 300)
= 345,000 ÷ 3,300 ≒ 104.5in
重心の移動
104.5 − 100 = 4.5in(後方へ)
【近道の式】
移動量 = 300 ×(150 − 100)÷ 3,300 ≒ 4.5in
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荷物の位置が元の重心より後ろなので、重心は後方へ移ります。
【ほかの選択肢】
(2) 移動量は合っていますが、向きが逆です 誤り
(3)(4) 15.0inは 300×150÷3,000 の値で、元の重心からの距離
(150−100)ではなく基準線からの距離を使ったときの値です 誤り
ヘリコプタは重心の許容範囲が狭く、前後だけでなく左右の重心も確かめます。
出典:令和5年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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