航空法施行規則第97条(航空保安無線施設の種類)に規定された航空保安無線施設の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいく…

航空法規等 第3問

航空法施行規則第97条(航空保安無線施設の種類)に規定された航空保安無線施設の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)VORとは、航行中の航空機に対し当該航空機を基準とする磁方位を提供する。(b)タカンとは、航行中の航空機に対し当該航空機を基準とする真方位を提供する。(c)衛星航法補助施設とは、航行中の航空機に対し測位を補助するための信号を衛星経由送信型衛星航法補助施設又は地上直接送信型衛星航法補助施設から送信する。(d)DMEとは、航行中の航空機に対しいかなる時も当該施設からの水平距離を提供する。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(c)の一つだけです。 航空法施行規則第97条は、航空保安無線施設の種類として、NDB、VOR、タカン、ILS、DME、衛星航法補助施設を挙げ、施行規則はそれぞれの性能を定めています。 (a)誤り。VORは、航行中の航空機に「当該施設を基準とする」磁方位を提供します。航空機を基準とするのではありません。(b)誤り。タカンも、当該施設を基準とする磁方位(と距離)を提供します。真方位ではなく、航空機を基準とするのでもありません。(c)正しい。衛星航法補助施設は、測位衛星を使った航空機の測位を補助する信号を、衛星経由送信型または地上直接送信型の施設から送信するものです。(d)誤り。DMEは、航空機からの質問信号に応答して「当該施設からの距離」を提供します。測られるのは施設と航空機を結ぶ直線の距離(斜距離)で、いつも水平距離になるわけではありません。
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【斜距離に注意】 DME局の真上近くを高い高度で通ると、水平距離がほぼ0でも、DMEは高度に相当する距離を示します。局の近くでは表示が水平距離より大きくなることを覚えておきます。

出典:令和5年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空法規等 問3(国土交通省 公表)出典元ページ

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