風圧分布と風圧中心に関する記述で誤りはどれか。…
航空工学 第9問
風圧分布と風圧中心に関する記述で誤りはどれか。
- (1)翼の周りの圧力は流速によって変化しているが、圧力が変化する状態を風圧分布という。
- (2)翼の周りの圧力を代表する点を風圧中心という。
- (3)風圧中心は、迎え角の変化により移動するが、滑空機の安定性や翼の構造について好ましい性質ではない。
- (4)風圧中心は、通常は前縁から25%付近にあるが、迎え角が大きくなると後方に移動する。
正答 (4)
正答は (4)。ふつうの翼型では、迎え角が大きくなると風圧中心は前方へ移動するので、後方とするこれが誤りです。
風圧中心は翼にかかる空気力の合力が作用する点です。キャンバーのある一般的な翼型では、迎え角が増えると前へ、減ると後ろへ動きます。この移動は縦の安定を悪くし、翼の構造にかかる力の位置も変わるため、好ましい性質ではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 流速の違いで翼の周りの圧力が変わる様子を風圧分布というので 正しい
(2) 翼の周りの圧力を代表する点が風圧中心なので 正しい
(3) 迎え角で移動し、安定性や構造の面で好ましくないので 正しい
【覚え方】
迎え角を上げると風圧中心は「前へ」。機首上げがさらに機首上げを呼ぶ向きの動きです。
出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(滑空機) 航空工学 問9(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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