「障害者差別解消法」に関する次の記述のうち,適切なものを1 つ選びなさい。…
社会の理解 第13問
「障害者差別解消法」に関する次の記述のうち,適切なものを1 つ選びなさい。(注) 「障害者差別解消法」とは,「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」のことである。
- (1)法の対象者は,身体障害者手帳を交付された者に限定されている。
- (2)合理的配慮は,実施するときの負担の大小に関係なく提供する。
- (3)個人による差別行為への罰則規定がある。
- (4)雇用分野での,障害を理由とした使用者による虐待の禁止が目的である。
- (5)障害者基本法の基本的な理念を具体的に実施するために制定された。
正答 (5)
正答は (5)。適切なのはこれです。
障害者差別解消法の第1条は、障害者基本法の基本的な理念にのっとり、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的に掲げています。障害者基本法第4条の「差別の禁止」を具体的に実施するための法律として、2013年に制定され、2016年4月に施行されました。
【ほかの選択肢】
(1) 身体障害者手帳の所持者に限定 対象は障害者基本法と同じく、身体障害・知的障害・精神障害(発達障害を含む)その他の心身の機能の障害があり、社会的障壁によって継続的に生活に相当な制限を受ける人です。手帳の有無は問いません 誤り
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(2) 負担の大小に関係なく提供 合理的配慮は、実施に伴う負担が過重でない範囲で提供するものです 誤り
(3) 個人の差別行為への罰則 個人の差別行為を罰する規定はありません。罰則(過料)は、事業者が主務大臣の求める報告をしない、または虚偽の報告をした場合に限られます 誤り
(4) 雇用分野の使用者による虐待の禁止 これは障害者虐待防止法の内容です。雇用分野の差別の禁止と合理的配慮は、障害者雇用促進法に定められています 誤り
※出題時点(2024年1月)では、民間事業者の合理的配慮の提供は努力義務でした。2021年の改正により、2024年4月1日から民間事業者にも義務づけられています。
出典:介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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