認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)であるアパシー(apathy)に関する次の記述のうち,適切なものを…
認知症の理解 第40問
認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)であるアパシー(apathy)に関する次の記述のうち,適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)感情の起伏がみられない。
- (2)将来に希望がもてない。
- (3)気持ちが落ち込む。
- (4)理想どおりにいかず悩む。
- (5)自分を責める。
正答 (1)
正答は (1)。適切なのはこれです。
アパシーは、意欲や自発性が低下し、物事への興味や関心、感情の動きが乏しくなる状態です。認知症の行動・心理症状(BPSD)の中でも多くみられます。本人はそのことで苦しんでいる様子をあまり見せない点が、うつ状態との違いです。
【ほかの選択肢】
(2) 将来に希望がもてない 絶望感で、うつ状態にみられる症状です 誤り
(3) 気持ちが落ち込む 抑うつ気分で、うつ状態の症状です 誤り
(4) 理想どおりにいかず悩む 悩む、苦しむという感情の動きがあり、アパシーとは異なります 誤り
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(5) 自分を責める 自責感で、うつ状態にみられる症状です 誤り
【見分け方】
アパシー …… 「何もしたくない」「何も感じない」(苦痛を訴えないことが多い)
うつ状態 …… 「つらい」「自分が悪い」(悲しみや自責の感情がある)
介護では、アパシーを「怠けている」と受け取らず、本人ができそうなことや好きなことに少しずつ誘うことが大切です。
出典:介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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