次の記述のうち,若年性認知症(dementia with early onset)の特徴として,最も適切なものを1 つ選…
認知症の理解 第43問
次の記述のうち,若年性認知症(dementia with early onset)の特徴として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)高齢の認知症(dementia)に比べて,症状の進行速度は緩やかなことが多い。
- (2)男性よりも女性の発症者が多い。
- (3)50 歳代よりも30 歳代の有病率が高い。
- (4)特定健康診査で発見されることが多い。
- (5)高齢の認知症(dementia)に比べて,就労支援が必要になることが多い。
正答 (5)
正答は (5)。最も適切なのはこれです。
若年性認知症は、65歳未満で発症する認知症です。働き盛りの世代で発症することが多いため、仕事を続けるための支援や、退職後の経済的な問題、子どもの教育など、高齢の認知症とは異なる課題を抱えやすくなります。職場での配慮や就労継続の支援、障害福祉サービスの就労支援などが必要になることが多い点が特徴です。
【ほかの選択肢】
(1) 症状の進行速度は緩やか 高齢の認知症に比べて、進行が速いことが多いとされます 誤り
(2) 女性の発症者が多い 若年性認知症は、男性のほうが女性より多いことが知られています 誤り
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(3) 30歳代の有病率が50歳代より高い 年齢が上がるほど有病率は高くなります。50歳代のほうが高い率です 誤り
(4) 特定健康診査で発見されることが多い 特定健康診査はメタボリックシンドロームに着目した健診で、認知症を見つけるためのものではありません。仕事のミスが増えるなど、職場や家庭での変化から気づかれることが多いです 誤り
【関連する知識】
2017〜2019年度の全国調査では、若年性認知症の有病率は18〜64歳の人口10万人あたり50.9人、全国の人数は約3.57万人と推計されています。原因の疾患はアルツハイマー型認知症が最も多くなっています。
出典:介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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