次の記述のうち,指定避難所での要配慮者に対する生活支援として,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
介護の基本 第4問
次の記述のうち,指定避難所での要配慮者に対する生活支援として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)避難所内の情報提供には,音声やピクトグラム(pictogram)も取り入れる。
- (2)避難所内では,二次避難に備えて土足で過ごしてもらう。
- (3)食事は,被災者の平等性,公平性の観点から同じものを提供する。
- (4)トイレは,感染予防のために和式便器が望ましい。
- (5)生活範囲は,区画されたスペースに限定する。
正答 (1)
正答は (1)。最も適切なのはこれです。
避難所には、高齢者、障害のある人、外国人など、さまざまな人が集まります。耳が聞こえにくい人や日本語が得意でない人もいるため、情報は放送や掲示の文字だけに頼らず、音声、ピクトグラム(絵文字)、手話、文字の大きな掲示などを組み合わせて、誰にでも伝わるように工夫することが大切です。
【ほかの選択肢】
(2) 土足で過ごす 土足のままでは床が汚れて衛生状態が悪くなり、感染症のおそれも高まります。避難所の居住スペースは土足禁止とするのが一般的です 誤り
(3) 全員に同じ食事を出す 食物アレルギーのある人、嚥下機能が低下した人、糖尿病などで食事制限のある人もいます。一人ひとりの状態に応じた配慮が必要です 誤り
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(4) 和式便器が望ましい 和式便器はしゃがむ姿勢が必要で、高齢者や障害のある人には使いにくく、転倒の危険もあります。洋式便器(仮設の洋式トイレや簡易便座)の確保が望まれます 誤り
(5) 生活範囲を区画に限定する 動かない生活が続くと、生活不活発病(廃用症候群)やエコノミークラス症候群のおそれが高まります。体を動かす機会をつくることが大切です 誤り
【関連する知識】
避難所での生活が難しい要配慮者のために、福祉避難所があります。要配慮者の避難を支えるために、市町村には避難行動要支援者名簿の作成が義務づけられ、個別避難計画の作成が努力義務とされています。
出典:介護福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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