次のうち,固定式歩行器が適した利用者として,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
生活支援技術 第60問
次のうち,固定式歩行器が適した利用者として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)対麻痺で,下肢を交互に出すことができない人
- (2)片麻痺があって,麻痺側の指関節の拘縮がある人
- (3)両上肢の筋力が弱く,手関節に痛みがある人
- (4)両手の握力が保たれていて,数秒程度の立位保持ができる人
- (5)右の足根骨を骨折して,右下肢に体重をかけることができない人
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
固定式歩行器(持ち上げ型の歩行器)は、フレームを両手で持ち上げて前に置き、それから足を踏み出して進む歩行器です。両手でしっかり握って持ち上げる力と、歩行器を持ち上げている間に支えなしで立っていられる程度の立位保持の力が必要です。両手の握力が保たれ、数秒の立位保持ができる人に適しています。
【ほかの選択肢】
(1) 対麻痺で下肢を交互に出せない人 両下肢が麻痺していて、歩行器を持ち上げている間に立っていることや足を踏み出すことが難しく、固定式歩行器は適しません 誤り
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(2) 片麻痺で麻痺側の指に拘縮がある人 固定式歩行器は両手で握って操作するため、片手しか使えない人には向きません。片麻痺の人には、健側の手で使う杖などが選ばれます 誤り
(3) 両上肢の筋力が弱く手関節に痛みがある人 歩行器を持ち上げたり、手で体重を支えたりすることが難しく、手首の痛みも強くなります 誤り
(5) 右下肢に体重をかけられない人 歩行器を持ち上げている間は片足だけで体を支えることになり、転倒の危険が高くなります。設問の中では、(4)のほうが固定式歩行器の使用条件にはっきり合っています 誤り
【関連する知識】
左右のフレームを交互に前に出す交互型歩行器や、車輪のついた歩行車は、歩行器を持ち上げる力が弱い人でも使いやすいとされます。
出典:介護福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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