左片麻痺の利用者が,端座位でズボンを着脱するときの介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
生活支援技術 第87問
左片麻痺の利用者が,端座位でズボンを着脱するときの介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)最初に,左側の腰を少し上げて脱ぐように促す。
- (2)右膝を高く上げて,脱ぐように促す。
- (3)左足を右の大腿の上にのせて,ズボンを通すように促す。
- (4)立ち上がる前に,ズボンを膝下まで上げるように促す。
- (5)介護福祉職は右側に立って,ズボンを上げるように促す。
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
着脱の基本は「脱健着患」です。脱ぐときは健側(動かしやすい側)から、着るときは患側(麻痺のある側)から行います。左片麻痺の人がズボンをはくときは、麻痺のある左足を健側の右の大腿の上にのせると、足が持ち上がった状態になり、右手でズボンを通しやすくなります。
【ほかの選択肢】
(1) 最初に左側の腰を上げて脱ぐ 脱ぐときは健側からが原則です。麻痺のある側から脱ぐと、動きにくい側に無理な力がかかります 誤り
(2) 右膝を高く上げて脱ぐ 座った姿勢で体を支えているのは健側の右足です。その右膝を高く上げると、支えがなくなり姿勢が不安定になって転倒のおそれがあります 誤り
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(4) 立ち上がる前に膝下まで上げる 膝下までしか上げていないと、立ち上がってから腰まで上げる動作が増え、立位を保つ時間が長くなります。座ったままで、できるだけ大腿の上のほうまで上げておきます 誤り
(5) 介護福祉職は右側に立つ 立ち上がってズボンを上げるときに転倒しやすいのは麻痺のある左側です。介護福祉職は患側に立って支えます 誤り
出典:介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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