A さん(70 歳、女性)は夫(68歳)と2人で暮らしている。BMI 26 で左股関節の変形性関節症のため関節可動域の制…
午前 第101問
A さん(70 歳、女性)は夫(68歳)と2人で暮らしている。BMI 26 で左股関節の変形性関節症のため関節可動域の制限と疼痛があり、外出時はT 字杖を使用している。症状が強いときに消炎鎮痛薬を服用しているが、日常生活動作は自立している。A さんは過去に転倒したことはないが、左右の下肢の差が3cm あり、立ち上がるときにふらつくことがある。自宅で座って過ごす時間が長い。A さんは定期受診のため夫に付き添われて外来を受診した。外来で、診察終了後にA さんから「少し話がある」と言われた女性のB 看護師は、空いている診察室で面談した。A さんから「男性の医師には聞けなかったのですが、性交はやめておいた方がよいでしょうか。股関節の痛みが強くなることはないのですが、夫も心配していました」と相談があった。このときのB 看護師のA さんへの対応で適切なのはどれか。
- (1)「同年代の変形性関節症の方に聞いてみてはいかがですか」
- (2)「股関節に負担がない体位について説明します」
- (3)「性交時は潤滑剤を使いましょう」
- (4)「性交は避けた方がよいでしょう」
正答 (2)
正答は (2)。股関節に負担がない体位について説明します。
Aさんは、男性の医師に聞けなかったことを、勇気を出して女性の看護師に相談しています。性生活は生活の質に大切なことで、股関節の痛みが強くなることもないので、やめる必要はありません。股関節を深く曲げたり、内側にひねったりしない体位をとれば負担が少ないことを、具体的に説明します。
【ほかの選択肢】
(1) 同年代の患者に聞いてみる 相談を受け止めずに他人に任せている 誤り
(3) 潤滑剤を使う Aさんの心配は股関節への影響で、問いに答えていない 誤り
(4) 性交は避けた方がよい 痛みは強くならず、避ける理由がない 誤り
出典:2024年(令和6年) 看護師国家試験 問101(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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