経口薬と飲料の関係で正しいのはどれか。…
午後 第38問
経口薬と飲料の関係で正しいのはどれか。
- (1)テトラサイクリン系抗菌薬は、牛乳によって作用が減弱される。
- (2)非ステロイド性抗炎症薬は、炭酸飲料によって吸収速度が速まる。
- (3)テオフィリンは、カフェインを含む飲料によって作用が減弱される。
- (4)カルシウム拮抗薬は、グレープフルーツジュースによって作用が減弱される。
正答 (1)
正答は (1)。テトラサイクリン系抗菌薬は牛乳で作用が弱まります。
テトラサイクリン系抗菌薬は、牛乳のカルシウムなどの金属イオンと結合(キレート形成)して、腸から吸収されにくくなります。そのため牛乳や乳製品と一緒に飲むと効きが弱まります。ニューキノロン系抗菌薬も同じような相互作用があります。
【ほかの選択肢】
(2) NSAIDsは炭酸飲料で吸収が速まる このような相互作用は知られていない 誤り
(3) テオフィリンはカフェインで作用が減弱 どちらも同じ仲間(キサンチン誘導体)で、作用が強まり、動悸や吐き気などの副作用が出やすくなる 誤り
(4) カルシウム拮抗薬はグレープフルーツジュースで減弱 ジュースの成分が薬を分解する酵素(CYP3A4)を阻害し、血中濃度が上がって作用が強まる 誤り
出典:2025年(令和7年) 看護師国家試験 問38(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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